七五三はいつお祝いするの?最近ではあえてお参りの時期をずらす方も増えています
名前の通り、七五三は七歳・五歳・三歳で祝う日本の伝統的な行事です。
七五三といえば11月15日にお参りをするイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、混雑状況やご家族のスケジュールを考えると必ずしも11月15日に参詣できるとは限りません。
そこで今回は時期をずらした七五三について解説します。
□七五三は通常何歳の時にお祝いするの?
従来、七五三は数え年でお祝いするのが正式とされていましたが、近年では満年齢でのお祝いも広く受け入れられています。
数え年とは、元旦に年齢が1歳増える計算方法のことで、現在の西暦から生まれた年を引いて求められます。
例えば2000年生まれの方は、誕生月に関わらず2023から2000を引いて数え年23歳となりますね。
反対に満年齢とは誕生日を迎えると年齢が1歳上がる計算方法のことで、同じ2000年生まれでも満年齢22歳の方と23歳の方がいらっしゃいます。
特に早生まれの方は体の成長に合わせて満年齢で七五三を祝われる方が多い傾向にあります。
昔のように数え年で祝っても、満年齢で祝っても問題はありません。
年齢が近い御兄弟や周りのお友達に合わせてどちらの歳で祝うか決めるのもおすすめです。
□参詣の時期をずらすのは認められる?
七五三を祝う年齢だけでなく、お祝いする月を変更するのもおすすめです。
七五三を祝う正しい時期は11月だと思われがちですが、11月ではなく9月や10月、12月の七五三も問題ありません。
人混みが集中しにくく、寒さも11月ほど厳しくない10月の参詣は11月に次いで人気が高いです。
さらに混雑を避けたい方は9月や12月もおすすめですが、暑さや寒さを感じやすいため注意が必要です。
比較的早くから涼しさを感じられる北の地域では9月に、また、着物の温かさを活かすのであれば12月にご祈祷されるのも良いでしょう。
七五三は神様に祈りをささげる行事であることから、正しいお祝いの時期を守らなくてはならないと思われがちですが、時季外れでも問題はありません。
お子様の体調やご家庭の事情をふまえ、季節をずらすご家庭もあります。
□まとめ
時期をずらして七五三を祝っても問題ありません。
ご家族の都合に合わせてお祝いする年齢をずらしたり参詣する月を変更したりしても大丈夫です。
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投稿者プロフィール
- 着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。
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