七五三を行うのは数え年・満年齢どっち?早生まれの場合についてもご紹介!

知らない方も少なからずいらっしゃいますが、七五三は満年齢だけでなく数え年でもお祝いでき、逆に、数え年だけでなく満年齢でもお祝いできます。
七五三の今の姿をしっかりと把握されている方は多くないので、この機会に七五三の現在を知り、思い描いていた七五三との乖離を埋めてお悩みを解決しましょう。
早生まれのお子様の七五三について、考えることが多くて困惑されている方にもおすすめの内容です。

□七五三を行うのは数え年?満年齢?

満年齢は現代の日本人にとって馴染み深いもので、生まれたときを0歳として、誕生日を迎えるごとに年齢が上がっていく方式です。
一方数え年は、生まれたときを1歳として正月を迎えるごとに年齢が上がっていく方式で、今はあまり使われていません。

昔の日本では数え年が一般的だったので、七五三を数え年でお祝いするものと考える向きもありますが、ご家庭や地域、お祝いする場所によって違いが見られます。
満年齢と数え年の両方ともお祝いするご家庭もありますが、どちらか一方を選びたい方は、比較的忙しくないほうを選んだり、3歳の七五三はお子様のイヤイヤ期を踏まえて選んだりすることをおすすめします。

2歳ごろにくるイヤイヤ期は、子どもの成長の証と思っていてもご両親は大変です。
これを避けたいのであれば、満年齢でお祝いすることが無難です。
1歳や2歳の愛らしい様子で七五三を迎える場合やイヤイヤ期真っ只中では、お子様の負担が軽減されるように事前に準備しておくと良いでしょう。

□早生まれの場合はどうする?

満年齢で早生まれのお子様が七五三をお祝いすると、多くの場合、ご学友とはタイミングがずれてしまいます。
早生まれである、つまり1月1日から4月1日までに誕生日があるお子様は、ご学友の多くが年上なので、誕生日よりも前にお祝いする数え年で行えば、ご学友とお祝いできるのです。

数え年と満年齢の2つの方式が混在することになりますが、厳格な決まりがあるわけではなく、また七五三の趣旨はお子様の成長をお祝いすることですので、ご家庭の事情にあった方を選びましょう。
また、数え年で3歳の七五三をお祝いする場合は、満年齢で2歳と、慣れない服装や行事に疲れたり、お昼寝があったりと配慮が必要なので、ご留意ください。

□まとめ

七五三をお祝いするタイミングは、イヤイヤ期や歯の生え変わりの始まりなどのお子様の成長を考えたり、お仕事や急なトラブルにより都合の良い日が見つからないことを考えたりと、選択肢が限られている場合は心配事が絶えません。
しかし現在の七五三は、数え年でも満年齢でもお好きな方で行えることが多いので、ご家庭の事情に合わせられる、早生まれのお子様にも優しい行事なのです。

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