訪問着に変わり結びは何歳までOK?30代?40代?

年代を問わず、結婚式からちょっとしたパーティーなど様々なシーンで活躍する訪問着。
さらに華やかさをプラスするために存在するのが変わり結びですが、あまり詳しくは知らないという方も少なくないでしょう。

そこで今回は、訪問着に変わり結びをする際に知っておきたい知識や結び方についてご紹介します。

□変わり結びができる年代や帯についてご紹介します!

結論から言うと、変わり結びをするにあたっての年齢的な縛りはありません。
変わり結びは年代に関わらず、未婚の方の結び方とされているためです。
振袖でも訪問着でも未婚であれば変わり結びが可能です。

続いて帯の種類ですが、訪問着で変わり結びをする際は袋帯を使用します。
袋帯は全長4メートル程ある長い帯で、変わり帯でボリュームを出すために必要不可欠なのです。
振袖で結ぶような華やかでボリューミーな帯にしたいのであれば必ず袋帯を使いましょう。

さらに帯選びの注意点として、全体的に柄が入ったものを選ぶことが重要です。
袋帯の中にはお太鼓結びを前提として、お腹と背中のお太鼓の2か所にしか柄の入っていないポイント柄という帯もあります。
ポイント柄の帯で変わり結びをしても帯の部分に柄がなく寂しい印象になってしまいますので、必ず帯全体に柄が入っているものを選びましょう。

□年代問わずおすすめの結び方2選

*三重紐を使った結び方

手を上にひと結びする
手をおろして三重紐をする
たれ先に扇ひだをとって奥の紐に挟む
手先に扇ひだをとって中央をゴムで留め、輪の方を上に出し真ん中の紐に上向きに挟む
たれ元に三山ひだをとって、手前の紐に挟む
たれ元に片山ひだをとる
帯揚げを掛けた帯枕を入れて、羽根をおさえつつ背あて前で結ぶ
お太鼓を広げて帯締めを通し、前に回して結ぶ

*ひだ(羽根)を上向きにした結び方

1と2の手順は一緒
たれ元に三山ひだをとって、手前の紐に挟み左に出す
たれ元に三山ひだをとって、真ん中の紐に挟み右に出す
手先に同じく三山ひだをとって、輪になっている方を奥の紐に挟む
たれで箱ひだを作る
羽根をおさえるようにして帯揚げを掛けた帯枕を背に当て、前で結ぶ
お太鼓の底の形を整えて帯締めを通し前で結ぶ

□まとめ

気になる訪問着の変わり結びについて、変わり結びができる人の条件や帯選びのポイント、おすすめの帯の結び方などをご紹介しました。
ぜひ素敵な変わり結びで、パーティーに華を添えてくださいね。
そのほか訪問着や振袖でお困りの際はお気軽に当社までご相談ください。

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