訪問着の着付けにはどれくらいの時間がかかる?相場やポイントをご紹介

フォーマルな式典から、お食事会のようなカジュアルなシーンまで、幅広い場面で活躍する「訪問着」。

しかし、あまり着用するタイミングがないため、着付けで戸惑ってしまう可能性も。

そこでこの記事では、訪問着の着付けにかかる所要時間と、着付けの際に気を付けるべきポイントについて解説します。
着付けを依頼される場合の注意点についても解説しますので、是非参考にしてみてください。

□訪問着の着付けにかかる時間

訪問着の着付けにかかる時間は、帯の結び方によって大きく変わってきます。
帯の結び方が「二重太鼓」であれば30分程度ですが、「変わり結び」にすると、さらに10分程余裕を持っておいた方が良いでしょう。

着付けと同時にヘアメイクも依頼する場合は、髪の長さや希望の髪型によっても、所要時間に違いが出ます。
ロングヘアの方は2時間、ショートヘアの方は1時間半を目安に考えておきましょう。
具体的な時間を知りたい場合は、希望のヘアスタイルを事前に伝えておき、美容師さんにどれくらいの時間がかかるのか確認しておくのが確実です。

また、卒業シーズンや成人式の日は、お店が混雑していて、待ち時間が発生する恐れもあります。
着付けの時間を考える時は、着付けやヘアセットの時間だけでなく、お店に行くまでの時間と待ち時間、それからお店から目的地までの移動時間も考慮しておきましょう。

特に、慣れない着物を着て移動するのには、思ったより時間がかかってしまうかもしれません。
余裕を持ったプランを立てましょう。

□着付け前後に気を付けるべきポイント

着付けを依頼するときには、当日美容院まで着ていく服装に気を付けましょう。
美容院に着ていった服装は、原則として、着付けが終わり次第持ち帰らなければなりません。
荷物の預かりを受け付けている美容院は少ないので、自分の荷物は自分で対処する必要があります。

会場に荷物を持参する場合は、すべての荷物をしまっておける袋や風呂敷を持っていくのが良いでしょう。
そのうえで、服や靴はなるべくかさばらないものを選ぶことをおすすめします。
重いブーツや、厚手のウールコートのような、持ち運びが大変なものは控えましょう。
小さくまとめておける、ダウンジャケットやバレーシューズがおすすめです。

荷物を会場に持参しない場合は、「家の近くの美容院を予約する」「家族に荷物運びをお願いしておく」「コインロッカーにしまっておく」、このような方法で、上手く対策しましょう。

ただし、都市部や成人式の日には、コインロッカーが空いていない可能性が高いです。
着付け後に、コインロッカーが見つからない非常事態を避けるためにも、できるだけ早めにロッカーを確保しておきましょう。

□まとめ

訪問着の着付けそのものにかかる時間は30分~40分くらいですが、それ以外のヘアセットや移動にかかる時間を考慮して、着付け当日のスケジュールを立てましょう。

着付け当日は、着付ける前の服装が荷物として増えます。
当日、荷物でかさばらないよう、前もって荷物をどうするか検討しておいてください。

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