お宮参りに小物は本当に必要?こめられた意味をご紹介します!

喜ばしい我が子の誕生、と同時に必要になるのが様々な行事の準備や計画です。
特にお子さんが第一子の場合何を用意すればよいのか分からず不安ですよね。
今回はお宮参りに使う小物について、こめられた意味など気になる情報をお伝えします。

□お宮参りでつける小物の意味は?

お宮参りで赤ちゃんが付ける小物には様々な種類のものがありますが、地域によって呼び方・使い方が違う場合もあるため注意が必要です。
神社によっては一部の小物を参拝時に奉納するなど独自の慣習があるところもありますので、不安な場合は事前に詳しい方へ確認しておきましょう。
ここでは多くの地域で使用されている小物をいくつか挙げて、その意味をご紹介します。

1つ目は、でんでん太鼓です。
泣いている赤ちゃんをあやすのにも用いられるでんでん太鼓。
魔物退治に使われていた宮中雅楽楽器のひとつ「振鼓」の代わりに邪気悪霊を払う意味合いがあります。
さらに形が丸く、両の面から音を出すことから「角がなく、表裏のない子に育ちますように」という思いも込められています。

2つ目は、犬張り子です。
丈夫にすくすく育ち、邪気を払う霊獣と呼ばれている犬の赤ちゃん。
このことから、赤ちゃんの厄を払い子犬のように丈夫に成長しますようにという願いがこめられています。
お宮参りの後は赤ちゃんのそばに置いて魔除けとし、七五三のお参りの際に神社に奉納します。

3つ目は、扇子です。
先に向かって広がっていく末広がりな形から別名「末広」とも呼ばれる扇子。
「末広がりの人生」になりますようにという願いが込められた縁起物です。
特にお宮参りで用いる扇子には「白髪になるまで長生きできますように」という願いが込められています。

□お宮参りの小物をどのように入手するのが良いかおすすめ

*店頭やインターネットでの購入

お宮参りで使用する小物はデパートや着物店、ウェブサイトで販売されています。
欲しい小物をあらかじめまとめておき、それらを含んでセット販売されているものを選ぶとお得に購入できるでしょう。

*レンタル

一部の着物店やフォトスタジオなど、お参り用の着物を貸し出しているところでは小物をレンタルできる場合もあります。
その後使う予定がなければレンタルの方が比較的費用を抑えられるのでおすすめです。
参拝後に一部の小物を奉納する習慣がある地域もあるので、自身の条件に合致するかは事前に確認しておきましょう。

□まとめ

お宮参りで使う小物には、地域によって様々な種類や習慣があります。
正しく意味を知り、大事なお子さんの晴れの日を盛大にお祝いしましょう。

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