レンタル着物でロケーション撮影時の注意

レンタルで不安なのはお出かけ時に汚したらどうしよう・・・
と、特に七五三のお子様を持つママやパパは不安に思うと思います。


写真館で撮影をした後お詣りに行く程度ならそんなに汚れませんが、
破損や破れの原因第一位は、神社へお詣りの際にお子様が走ったりすると、なれない草履で『転ぶ 』ことがとても多いので必ず手は繋いで歩くことをおすすめ。
勢いよく転ぶと切れたり破損してしまうと、シミ抜きなどとは違い高額な修繕が必要になってしまいますのでご注意ください。
また、以外に忘れがちなお車の乗り降りの時に乗車口のドア格納部分。
この部分に着物の袖が挟まることや触れてしまうことで、落ちにくい油汚れと砂埃が付着してしまいます。
特に振袖と7歳の長いお袖は、大体この部分での事故が多いです。

七五三や卒業式の袴、振袖のお袖、ついつい油断しがちな車の乗り降りにご注意と、事前に拭いておきましょう。

京都のタクシー会社さんでは舞妓さんをいつでも乗せれるように、常にこの乗り降り口周りを拭いておられるそうです。


お子様へ
着物を着たら

・走らない
・ジャンプしない
・横にならない


着物で車に乗る時は

・お袖を体の前で持つ

としっかり伝えておきましょう。



□着物のロケーション撮影は開放感もあって楽しい!!けど破損リスクも・・・

外ロケはついつい元気いっぱいに、はしゃぎたくなりますよね。
テンションが上がって、ついついスタジオより大きな動きに・・・
着物をあまり分からないカメラマンさんから色々ポーズを言われてジャンプしていたら脇が切れてしまったというお客様もいらっしゃいました。
その場合でも借りたお客様の修繕負担になってしまいますので、
カメラマンさんからの指示があったとしても、着物破損があるので控えめな動きをおすすめです。
激しい動きをすると、着物はスポーツウェアではないので、破れたりします。




あくまでもレンタルは借りている着物で、次に着る方もいらっしゃる事を忘れずに素敵な着物日和を過ごしていただきたく思います。

せっかく楽しい着物イベントなので、無事に返却して楽しい思い出として残していただけますように。



着物いちはレンタル着物
着物いちはレンタル着物

投稿者プロフィール

hanako
hanako着物コンサルタント
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。

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令和のNEW着物ブランド 『いちは』は写真館用に作られてるお着物なので、とってもおしゃれ!品質の高さは勿論、伝統文化を大切にしながらも現代的なアレンジで着る人らしさを引き出す着物。メインデザイナーとスタイリストは2名ともパリコレ経験者で、細部にまでこだわった丁寧な作りが特徴。一般販売も無く、希少性も高い魅惑のお着物は一見の価値あり。