七五三着崩れを防ぐ!着付けのコツと子供も喜ぶ対策方法
七五三を控えているあなた、お子様の着崩れが心配ではありませんか。せっかくの記念写真や式典で、着物が着崩れてしまうのは避けたいですよね。
□七五三の着崩れ原因をチェック!
お子様の着崩れは、活発な動きや、着付けの仕方の工夫不足が原因となることが多いです。
せっかくの七五三、着崩れを防いで、素敵な思い出を作りたいですよね。
そこで今回は、七五三の着崩れ原因と、着崩れを防ぐための具体的な対策方法を解説していきます。
1: 激しい動き
お子様は、ついつい走り回ったり、ジャンプしたりしてしまいます。
特に、3歳や5歳のお子様は、好奇心旺盛で、周りの状況に気を取られることも多いので、注意が必要です。
激しい動きは、着物を着崩れさせてしまう大きな原因の一つです。
2: 襟元を触る
5歳のお子様は、特に首回りを触りたがる傾向があります。
着物の襟元が窮屈に感じたり、普段着と違う感覚に戸惑ったりして、無意識に襟元を触ってしまうことがあります。
襟元を触ることで、着物がずれてしまい、着崩れにつながります。
3: トイレでの着物まくり
トイレに行く際、着物まくり上げると、腰紐と着物がずれてしまい、着崩れやすくなります。
お子様に我慢をさせず、トイレ休憩はこまめにとってあげましょう。
また、トイレに行く際には、着物をまくり上げる際に、腰紐の位置をしっかりと確認し、着崩れないように注意しましょう。
4: 車の乗り降り
車の乗り降り時にも、着崩れしやすいです。
特に、3歳や5歳のお子様は、車から降りるときに、ジャンプをしてしまうことがあります。
ジャンプすると、着物が下に引っ張られてしまい、着崩れにつながるため、注意が必要です。
お子様を優しく抱っこして、ゆっくりと降ろしてあげましょう。
□着崩れしにくい着付けのポイント
着崩れを防ぐためには、着付けの際にいくつかのポイントを押さえる必要があります。
お子様の年齢や体型に合わせた着付けの仕方を意識することで、着崩れしにくい着付けを実現することができます。
1: サイズ選び
お子様にぴったりのサイズの着物を選びましょう。
大きすぎる着物だと、着崩れしやすくなりますし、小さすぎる着物だと、動きづらくなってしまい、お子様も不快に感じてしまいます。
お子様の体型に合った着物を選び、着心地の良さも考慮しましょう。
2: 紐の締め方
紐の締め方は、緩すぎず、きつすぎず、が重要です。
緩いと着崩れてしまいますし、きつすぎると、お子様は苦しくなってしまいます。
着付けの際は、お子様の体の状態を見ながら、適度な締め具合を調整しましょう。
3: 腰紐の位置
腰紐の位置がずれると、着崩れにつながります。
着付けの際に、腰紐の位置を確認し、しっかりと締め直しましょう。
また、腰紐をしっかりと固定するために、帯締めや帯揚げを使用することも有効です。
4: 長襦袢と着物の合わせ方
長襦袢と着物は、胸紐を使って締めますが、2つの結び目の位置が重ならないように注意しましょう。
結び目の位置をずらすことで、より安定した着付けを実現できます。
5: 裾の長さ
よく動くお子様は、裾を踏まないよう少し短めに着付けておくと歩きやすいです。
お子様の身長や体型に合わせて、裾の長さを調整しましょう。
6: サスペンダー
男の子の場合は、サスペンダーを使って肩から吊ると、袴が下にずりにくくなります。
サスペンダーを使用することで、より安定した着付けを実現できます。
7: 被布
3歳の女の子が着る被布は、比較的着崩れが起こりにくいですが、着付けの際に腰上げを忘れないようにしましょう。
腰上げをすることで、着物がずれるのを防ぎ、着崩れしにくくなります。
8: 7歳のお子様の着付け
7歳の女の子は、出来るだけサイズの合った着物を選ぶことがポイントです。
また、着付けの際は、丁寧に締め付け、着崩れを防ぎましょう。
□まとめ
七五三の着崩れは、お子様の活発な動きや、着付けの仕方の工夫不足が原因となることが多いです。
着崩れを防ぐためには、お子様の年齢や体型に合わせた着付けの仕方を意識し、いくつかのポイントを押さえましょう。
今回ご紹介した対策方法を参考に、お子様と素敵な七五三の思い出を作りましょう。
投稿者プロフィール
- 着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。
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