七五三のお参りはいつまで?時期やマナーを紹介!

七五三のお参りは、子どもの健やかな成長を願い、感謝を込めて行う大切な儀式です。
しかし、「いつまでにお参りすれば良いのか」「服装のマナーはどうすればいいのか」など、気になることはたくさんあるのではないでしょうか。
この記事では、七五三のお参りの時期や時間、服装のマナーについて詳しく解説します。

□七五三のお参りはいつまで?

1:七五三の由来と11月15日の意味

七五三は、男の子が3歳、女の子が3歳と7歳、そして男の子が5歳の、それぞれ成長の節目を祝う行事です。
11月15日に祝うようになったのは、旧暦での11月は収穫の感謝を神へ捧げる月であり、15日は鬼が出歩かないとされる「二十八宿の鬼宿日」の吉日であったこと、そして江戸幕府の第5代将軍綱吉が長男である徳松の健康を祈願したのが11月15日であったことなど、様々な理由が考えられています。

2:時期の選び方

七五三のお参りは、11月15日を基準に、10月中旬から11月後半の土日や祝日に参拝するのが一般的です。
地域によっては、寒さを避けて早めにお参りをする場合や、祈禱を受ける場合は混雑を避けて遅めにお参りをする場合など、時期は様々です。
お子さんの体調や家族の都合に合わせて、無理のない時期を選びましょう。

3:時期を大きくずらす場合

出産予定など、どうしても11月15日にお参りに行けない場合は、翌年にずらしたり、参拝だけにしたりするなど、無理のない対応をしましょう。
ただし、9月はまだ残暑が厳しい場合があり、12月は冷え込む日が増えてきます。
特に、着物でお参りする場合には、気候によってお子さんの負担が大きくなってしまう可能性があるので、注意が必要です。

□七五三のお参りのマナー

1:子どもの着物

七五三の主役であるお子さんの着物は、晴れ着として、華やかなものを選びましょう。
男の子は、羽織袴かスーツ、女の子は、着物かドレスなどが一般的です。
最近は、洋装を選ぶ方も増えています。
大切なのは、お子さんが喜んで着られる服装を選ぶことです。

2:親の服装

親の服装は、子どもの着物に合わせて、華やかすぎず地味すぎない服装を選びましょう。
母親は、ワンピースやスーツなど、上品で落ち着いた服装がおすすめです。
父親は、スーツかジャケットとパンツの組み合わせが一般的です。
ただし、神社によっては、服装に関する規定がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。

3:持ち物

持ち物は、子どもの着物や靴、帽子、バッグ、お供え物、お賽銭などが必要です。
お供え物は、神社によって異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
また、参拝の際に必要な持ち物として、カメラやビデオカメラ、ハンカチ、ティッシュペーパーなども忘れずに準備しましょう。

4:その他マナー

七五三のお参りでは、他にもいくつかマナーがあります。
例えば、神社では、携帯電話の電源を切る、静かに参拝する、写真撮影の際は周囲に配慮するなど、基本的なマナーを守りましょう。

□まとめ

七五三のお参りは、子どもの成長を祝い、感謝を込めて行う大切な儀式です。
時期は11月15日を目安に、10月中旬から11月後半の土日や祝日にお参りするのが一般的です。
服装は、子どもは晴れ着、親は華やかすぎず地味すぎない服装を選びましょう。
神社や地域によって、服装や持ち物に関する規定がある場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
この記事が、七五三のお参りの準備に役立てば幸いです。

投稿者プロフィール

hanako
hanako着物コンサルタント
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。

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