七五三のお初穂料はいくら?金額の目安からマナーまで解説
七五三のお祝いを控えている方々、準備は着々と進んでいますか?。
初めての七五三となると、何から準備を始めたら良いのか、わからないことだらけですよね。
特に、初穂料はいくら包めばいいのか、どんなマナーがあるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、七五三のお初穂料について、金額の目安から、のし袋のマナー、準備の仕方まで、詳しく解説していきます。
□七五三のお初穂料とは?
七五三のお初穂料とは、神社に参拝し、祈祷してもらう際に感謝の気持ちとして納めるお金のことです。
「初穂」とは、その年の最初に収穫した稲穂などの農作物を指し、古くから神様に感謝を込めて奉納されてきました。
七五三では、この「初穂」にちなみ、感謝の気持ちと、子どもの健やかな成長を祈願する気持ちを表すために、お供えとしてお金を納めるのです。
1:金額
金額は神社によって異なりますが、目安として5,000円~10,000円程度が一般的です。
地域や神社の規模によって、金額が変わることがありますので、事前に確認しておきましょう。
2:不要な場合
ご祈祷を受けない場合は、初穂料は不要です。
参拝のみの場合は、お賽銭を納めればよいでしょう。
□七五三のお初穂料のマナー
七五三のお初穂料には、金額以外にも、いくつかマナーがあります。
1:新札を使用する
七五三のお初穂料は、新札で包むのが基本です。
お札は、きれいに畳んで、のし袋に入れます。
もし新札を用意できない場合は、できるだけきれいなお札を選びましょう。
2:のし袋は「ふくさ」に包む
のし袋は、「ふくさ」に包んで持参し、神社の受付で渡すのがマナーです。
「ふくさ」は、金品などの貴重品をほこりなどから守るために包んでいた、風呂敷や布のことでした。
次第に、相手を敬う気持ちを示すために使用する、儀礼のためのものとなりました。
実際に、のし袋がしわにならないようにする役割も持っています。
3:表書きは「御初穂料」と書く
のし袋の表書きは、「御初穂料」と書き、子どもの名前を添えます。
「御」の字は、神社や神様に対して敬意を表すため、必ず「御」の字を使用しましょう。
4:中袋には金額を記載する
のし袋の中袋には、金額を記載します。
金額は漢数字で書き、金額の横に「也」を付けます。
例えば、5,000円の場合は、「五千也」と書きましょう。
5:事前に準備しておく
七五三のお初穂料は、当日に慌てて準備するのではなく、事前に準備しておきましょう。
当日は、着付けや親族との待ち合わせ、ご祈祷の申し込みなど、やるべきことがたくさんあります。
のし袋の購入、お札の準備、表書きや中袋の記入などは、事前に済ませておけば、当日はスムーズに進められます。
□まとめ
七五三のお初穂料は、金額やマナーについて、事前にしっかりと確認しておきましょう。
この記事を参考にして、不安なく、素敵な七五三のお祝いを迎えられるように準備を進めてくださいね。
投稿者プロフィール
- 着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。
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