孫のお宮参りのお祝い金のマナー!相場から熨斗袋の書き方まで解説

孫のお宮参りに招待され、お祝い金を贈りたいと考えている方の中には、金額の相場や、熨斗袋の書き方など、失礼のないお祝いの仕方が分からず、不安を感じているか方がいらっしゃるかもしれません。

この記事では、孫のお宮参りの際に贈るお祝い金の金額の相場、熨斗袋の書き方、渡し方など、失礼のないお祝いの仕方を解説することで、祖父母が安心して孫のお宮参りを祝えるようにサポートします。

□孫のお宮参りのお祝い金のマナー

孫のお宮参りの際に贈るお祝い金は、赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちを表す大切なものです。
金額の相場や渡し方など、基本的なマナーを押さえて、心温まるお祝いをしましょう。

1:祖父母からのお祝い金の相場

祖父母からのお祝い金の相場は、一般的に5000円~1万円程度です。
出産祝いを贈っている場合は、お宮参りの初穂料(はつほりょう)や食事代として使ってもらうケースもあります。

2:渡し方

お祝い金は、お宮参りの当日、新札で包んだ熨斗袋に入れて渡すのが一般的です。

3:両家の祖父母間での金額の相談

両家の祖父母からのお祝い金に偏りがあると、のちのちトラブルにつながる可能性があります。
事前に金額を相談し、バランスのとれた金額を設定しておくことが大切です。

□お宮参りのお祝い金の包み方

お祝い金を包む熨斗袋の書き方、特に表書きや金額の書き方など、失礼のない書き方を理解しておきましょう。

1:熨斗袋の種類

お祝い金は、紅白の蝶結びの水引がついた熨斗袋に入れます。
紅白の蝶結びは、「何度でも結び直せることから、何度あってもよい」という意味があり、お祝い事にふさわしいとされています。

2:表書き

表書きには「お祝い」「祝初宮参」「祝御宮参」などを書き、下段に贈り主の名前を書きます。

3:金額の書き方

金額は旧字体で記入し、新札で包むのがマナーです。
例えば、1万円を包む場合は「金壱萬円」と書きましょう。

4:その他の注意点

熨斗袋にボールペンを使うのはマナー違反とみなされるため、筆ペンや毛筆を使用しましょう。
どうしても筆ペンがない場合は、サインペンを用いることもできますが、丁寧に書くように心がけましょう。

また、書き損じたり、思うように書けなかった場合は、新しい熨斗袋で書き直してください。

□まとめ

孫のお宮参りの際に贈るお祝い金については、両家の祖父母間で事前に金額を相談し、バランスのとれた金額を設定しておきましょう。
お祝い金は、新札で包んだ熨斗袋に入れて、お宮参りの当日に渡すのが一般的です。

熨斗袋には、紅白の蝶結びの水引を選び、「お祝い」「祝初宮参」「祝御宮参」などの表書きと贈り主の名前を書きましょう。
金額は旧字体で記入し、丁寧に書くように心がけてください。
これらのポイントを押さえることで、失礼のない心温まるお祝いを贈れます。

投稿者プロフィール

hanako
hanako着物コンサルタント
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。

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