七五三における母の髪型!着物に合う上品なヘアスタイルを解説!

七五三を迎え、お子様の晴れ姿を美しく写真に収めたいと願うお母様も多いのではないでしょうか。
せっかくの記念日ですから、お母様自身も美しく、そして華やかにしたいですよね。

しかし、結婚式のようなフォーマルな場とは違い、七五三らしい上品で華やかな髪型はどのようなものか迷われている方も多いと思います。
そんな悩みをお持ちのお母様のために、着物に合う上品なヘアスタイルを具体例とともにご紹介します。

□七五三での母親の髪型

七五三の母親の髪型は、着物に合う上品なヘアスタイルが基本です。
華やかさの中にも、お子様の晴れ姿をより一層引き立てる、控えめな美しさを意識することが大切です。

ここでは、着物に合う定番のヘアスタイルとして、シニヨンや夜会巻き、そしてアレンジ次第で華やかさを演出できるハーフアップなどをご紹介いたします。

1:シニヨン

シニヨンは世代を問わず上品な装いになり、あらゆるシーンで重宝する髪型です。
結ぶ高さによって印象が変わり、高い位置にまとめると若々しく、低い位置では落ち着いた品性を感じる仕上がりになります。

髪飾りを使うことで髪型が引き立つので、着物のコーディネートに合わせて髪飾りを使うのも良いでしょう。
べっ甲や漆塗りのかんざし、パールの髪飾りなどを用いると上品です。

2:夜会巻き

夜会巻きはフォーマルなスタイルの定番です。
髪の毛をねじりながらまとめ、しっかりとまとめることで洗練された印象になり、ボリュームを持たせるとエレガントな仕上がりになります。

美しく見せるポイントは、トップのボリュームと整えられた面を意識することです。
毛流れが整えられた艶やかな面はとても魅力的です。
前髪は根本から立ち上げると重厚感があり、前髪を斜めに流すとカジュアルな雰囲気になります。

3:ハーフアップ

ハーフアップは、顔周りの毛を頭の後ろでまとめることで、きちんと感のあるスタイルが完成します。
バレッタやリボンなどのヘアアクセサリーで留めると、より華やかに仕上がるでしょう。

セルフアレンジしたいママは、顔周りの毛をねじりながら毛束を頭の後ろでまとめ、ヘアアクセサリーで留めれば簡単に手の込んだように見えるアレンジが完成します。

□簡単にできる髪型アレンジ

七五三当日は、お子様のお世話に気を取られることも多く、髪形が崩れてしまう可能性も考えられます。
そこで、セルフアレンジ可能な、簡単で崩れにくいヘアスタイルをご紹介いたします。

ヘアアクセサリーを効果的に活用することで、華やかさをプラスしながら、長時間美しい状態を保てます。

1:くるりんぱ

「くるりんぱ」とヘアゴムだけでできる、簡単アレンジです。
髪を上下に分け、上の部分を「くるりんぱ」にしてヘアゴムで留めます。
毛先を少し出して、崩したようなシルエットにするとこなれ感が出ます。

2:三つ編み

三つ編みを活用したアレンジです。
髪を三つ編みにして、毛先をゴムで結びます。
三つ編みをねじって、ピンで留めれば、簡単に上品なヘアスタイルが完成します。

3:ポニーテール

ポニーテールをアレンジしたヘアスタイルです。
髪をポニーテールにして、毛束をゴムで結びます。
毛束をねじって、ピンで留めれば、華やかで崩れにくいヘアスタイルになります。

□まとめ

七五三の母親の髪型は、着物に合う上品なヘアスタイルを選ぶことが大切です。
シニヨンや夜会巻きなど、定番のヘアスタイルを取り入れることで、華やかさの中にも落ち着きを感じさせる、上品な印象になります。
お子様の晴れ姿を美しく写真に収め、お母様自身も美しく、そして華やかに七五三を迎えましょう。

投稿者プロフィール

hanako
hanako着物コンサルタント
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。

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