卒業式のママ必見!着物で魅せる上品コーディネート術

卒業式は子供にとっても親にとっても特別な日です。
子供が一つの節目を迎えるこの日、母覧としての装いもまた重要なポイントとなります。
伝統を重んじる一方で、現代的なファッションセンスも取り入れたいと考える母覧におすすめしたいのが、着物です。
ここでは、伝統的な付け下げを中心に、現代的な感覚を取り入れたスタイリングのポイントをご紹介します。

□卒業式ママにおすすめ!「付け下げ」の魅力とは

卒業式での装いとして付け下げを選ぶべき理由は多々あります。
ここでは、その魅力をいくつかのポイントでご紹介します。

1:万能な着こなし可能性

付け下げは入学式から卒業式まで、さまざまなフォーマルな場に対応可能な略礼装です。
反物の状態で模様付けされるため、訪問着ほど華やか過ぎず、それでいて十分な格式を保てるのが特徴です。

2:品のある美しさ

付け下げの柄は、胸元や裾に同じデザインが施されることが多く、派手過ぎず控えめな美しさが魅力です。
このバランスの良さが、格式ある場でも自然と調和し、上品な印象を与えます。

3:控えめな印象

訪問着よりもシンプルで控えめなデザインは、主役である子供を引き立てつつ、自身も適切に華を添えられます。
目立ち過ぎない服装は、卒業式という節目の日にふさわしい慎重さと感謝の気持ちを表現するのに最適です。

□卒業式を彩る着物コーディネート術

卒業式で着物を選ぶ際には、ただ伝統的な装いをするだけではなく、現代的な要素も加えることで一層の魅力を放ちます。
ここでは、現代的センスを活かした着物のコーディネート方法をご紹介します。

1:シックな組み合わせ

水色や薄緑の訪問着に古典柄の袋帯を合わせることで、落ち着いた印象ながらも、個性を表現できます。
帯揚げや帯締めは着物や帯に合わせた色を選び、小物使用で全体の印象を引き締めることが大切です。

2:明るく華やかに

桜色や薄い黄色の訪問着は春らしい明るい気持ちを表現でき、卒業式のお祝いムードに合います。
帯や小物で少し派手めの色や柄を取り入れることで、全体を華やかに演出できます。

3:品格を保つ小物選び

草履やバッグは、着物に合わせたものを選び、洋服用のアイテムとは異なる選択を心がけます。
白やクリーム色の草履はどんな着物にも合わせやすく、フォーマルな場では特に重宝します。

□まとめ

卒業式のような特別な日には、伝統的な付け下げや色無地の着物を選び、現代的なセンスを活かしたスタイリングを心がけましょう。
シンプルながらも上品で、格式ある装いは、母親としての役割を美しく表現するのに最適です。
装いを通じて、子供の新たな門出を祝いながら、母としての誇りと喜びを共有する一日にしましょう。

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令和のNEW着物ブランド 『いちは』は写真館用に作られてるお着物なので、とってもおしゃれ!品質の高さは勿論、伝統文化を大切にしながらも現代的なアレンジで着る人らしさを引き出す着物。メインデザイナーとスタイリストは2名ともパリコレ経験者で、細部にまでこだわった丁寧な作りが特徴。一般販売も無く、希少性も高い魅惑のお着物は一見の価値あり。
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hanako
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。