お宮参りの記念を彩る!祝い着の正しい着せ方
初めてのお宮参りは、親御さんにとっても大切なイベントですが、同時に多くの不安を伴います。
特に祝い着の着せ方は、正確かつ簡潔な情報が求められるポイントの1つです。
この記事では、祝い着のステップバイステップの着せ方を案内し、初めてのお宮参りを迎える親御さんが安心して準備できるようサポートします。
□お宮参りの祝い着を正しく美しく着せるポイント
お宮参り着は、抱っこされている赤ちゃんの上から羽織らせるようにします。
ここでは手順とポイントをご紹介します。
*基本的な着せ方の手順
祝い着を着せる際は、まずは赤ちゃんに帽子とよだれかけを付け、祝い着と長襦袢を重ねた状態に準備します。
次に、着物と襦袢の紐を袖の中を通して背中で結び、お守りを紐に通して大人と赤ちゃんを包むように羽織らせます。
このとき、赤ちゃんが正面を向くように調整し、着物の裾や袖から長襦袢が見えないように注意しましょう。
*周囲のサポートを活用する
祝い着を着せる際は、1人で完結するのが難しい場合があります。
そのため、家族や友人に手伝ってもらい、形を整えてもらうことが大切です。
特に、背中での紐の結び方は、他の人に見てもらいながら行うと、より美しく仕上がります。
□お宮参りの前に知っておきたい、祝い着の着せ方補足ガイド
初めてのお宮参りでは不安がたくさんあります。
ここでは、気を付けておきたいポイントをご紹介します。
*お宮参りで押さえておきたいポイント
1:着せるタイミングと場所
祝い着は、神社に到着してから着せるのがベストです。
道中で着せてしまうと、汚れやシワが発生する恐れがあります。
手水を済ませた後、静かな場所で着せると良いでしょう。
2:下に着せる服装
赤ちゃんには、ロンパースやカバーオールなど、着慣れた服を着せましょう。
祝い着の下には、気温や気候に応じた服を選び、赤ちゃんが快適に過ごせるように心掛けます。
3:着せる人の選定
昔は父方の祖母が産着を着るのが一般的でしたが、現在は母親が着せるケースが多くなっています。
誰が着せるかは、家族で事前に話し合い、全員が納得する形を選びましょう。
□まとめ
この記事では、お宮参りの祝い着の正しい着せ方と、着せる前に知っておきたい補足情報をご紹介しました。
基本的な着せ方から、着せるタイミング、下に着せる服装、着せる人の選定に至るまで、初めてのお宮参りを迎える親御さんが安心して準備できるようなアドバイスになりましたら幸いです。
大切なお宮参りを、美しい祝い着で迎える準備をしましょう。
投稿者プロフィール

- 着物コンサルタント
- 着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。
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