今さら聞けない!七五三ママの服装マナーはシーンに合わせて解決!
七五三で「ママの服装は何が正解?」と迷っている方へ。和装と洋装の選び方やマナー、避けたいNG例まで丁寧に解説。
この記事を読めば、周囲から浮かない上品な装いがわかり、自信を持って七五三当日を迎えられます。
目次
- 七五三にふさわしいママの服装とは?
- ママの服装、和装と洋装どちらを選ぶ?
- NGになりやすい服装・小物の例
- シーン別!七五三おすすめコーディネート例
- まとめ

七五三にふさわしいママの服装とは?
七五三は誰が主役?母親の服装の考え方
七五三は、お子さまの健やかな成長を祝う特別な日。だからこそ、ママの装いもその場にふさわしいものを選びたいですよね。主役はお子さまですが、一緒に過ごすママの印象も大切。控えめで上品、でも少し華やかさもある装いが、理想的なバランスです。
神社参拝にふさわしい装いのマナー
神社という厳かな場所では、落ち着きのある清潔感を大切にしたいもの。丈の短すぎるスカートやカジュアルな素材は避けて、きちんと感のある服装を心がけましょう。足元も含めて、全体の統一感を意識すると安心です。
ママの服装、和装と洋装どちらを選ぶ?
和装の特徴とおすすめシーン
七五三は、これまでの成長を感謝し、これからの健やかな未来を願う“内祝い”の一つとされています。そんなハレの日に、母親が訪問着を身にまとうことには、意味と品格があります。訪問着は、結婚している女性の第一礼装とされ、格式を重んじる場にふさわしい装い。神社という厳かな場所や記念写真においても、和装ならではのしとやかさと華やかさが自然に表現されます。また、お子さまが正装である着物や袴を身につける中、ママの装いがカジュアルすぎると、写真に残った時にちぐはぐな印象になってしまうことも。訪問着は、主役のお子さまを引き立てつつ、母としての節度と美しさを添えてくれる、まさに“ちょうどいい装い”なのです。特別な一日を、凛とした和の装いで迎えることで、家族の記憶にも深く残る素敵な一日になりますよ。
洋装の選び方と注意点
ワンピースやスーツスタイルも、七五三には素敵な選択です。
色味は落ち着いたものをベースにしつつ、アクセサリーや小物でほんの少し季節感や華やかさを加えるとバランスが良くなります。
動きやすさを重視する方にもおすすめです。
どちらにも共通するマナーとは?
和装でも洋装でも、「お子さまより目立たない」が基本。大切なのは、主役を引き立てつつ、家族全体のまとまりや調和を意識することです。また、長時間の撮影や移動を考えて、疲れにくく着崩れしにくい装いを選ぶことも大切です。
NGになりやすい服装・小物の例
目立ちすぎる色や柄に注意
赤や蛍光色、大柄で派手な模様は、写真に写るとどうしても主張が強くなってしまいます。選ぶ際は、色合いや柄のトーンを落ち着かせて、控えめでやわらかな印象を大切にしましょう。パステル系やニュアンスカラーがおすすめ!黒系なら真黒は避けてネイビーやグレーが上品。
カジュアルすぎる服・足元に要注意
普段着に近いカジュアルな服装は、七五三という特別な日にはそぐわないことも。特に足元は意外と目立つ部分なので、スニーカーやミュールではなく、きちんとした靴を選びたいですね。
写真に残ると後悔しやすいポイント
当日はバタバタしがちで、服装にまで気を回す余裕がないことも。でも写真にはしっかり残ります。後から見返したとき、「あの時もう少し気を配っていれば…」とならないように、素材感や衣服のシワにも気をつけてみてください。
実際のお客様(ママ)の声
「着物なんて成人式以来だったので最初は不安でしたが、レンタルで訪問着を選んで大正解でした。神社の雰囲気にもぴったりで、家族写真もとても華やかに。後から見返した写真で、ちゃんと“お祝いの装い”をしていた自分を褒めたくなりました」
「訪問着を着て行ったら、親族や周りからも『すごく素敵ね』と褒めてもらえました。子供にも 『ママ可愛い 』と喜んでもらえて、着物を選んで正解でした」
シーン別!七五三おすすめコーディネート例
フォーマル感を重視した洋装スタイル
ネイビーやグレーなどの落ち着いた色のワンピースに、シンプルなジャケットを合わせたスタイルは、清潔感と信頼感を感じさせてくれます。アイボリー色などのセパンツセットアップも、動きやすさもあり、参拝から写真撮影まで幅広く対応できます。ただし、真っ黒のフォーマルスーツは七五三という子供の内祝いにはあまりおすすめできません。
上品で華やかな訪問着スタイル
■コーディネート例1.:ミルクティベージュの訪問着 × 白金の袋帯
やさしい白やミルクティカラーの訪問着は、肌なじみが良く、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。柄は控えめな草花や洋花文様など、静かに華やぐデザインが七五三にぴったり。帯は光沢のある金彩系でまとめると、全体の格が上がりつつ、派手すぎず品よく決まります。小物は暖色系で統一すると、清楚で柔らかい雰囲気に。ママらしい優しさが引き立つコーディネートです。

■コーディネート例2:洋花の訪問着 × 白金の帯 × ピンク色の帯締め
パステル系の訪問着は、流行に敏感なママにも人気。派手すぎず、大人の甘さをほんのり感じさせる色味は、子どもの着物ともリンクさせやすく、写真にもよく映えます。帯は白や金を基調とした袋帯で、やや明るさを添えて。差し色として帯締めにピンク色を使うと、コーデに立体感が出て引き締まります。少し個性も出したい方におすすめの洗練スタイルです。

家族でリンクコーデする場合のポイント
ママだけでなく、パパやお子さまとさりげなく色味を揃えると、家族写真に一体感が生まれます。まったく同じにするのではなく、トーンを合わせたり、同じ柄の小物を使うだけでも十分効果的です。
まとめ
七五三は、お子さまのこれまでの成長を振り返り、これからの健康を願う大切な節目の日。ママの服装は、その日を彩る大事な要素のひとつです。正解がわからず不安な時は、まずは「きちんと感」と「上品さ」を意識してみてください。迷ったときは、訪問着などの和装をレンタルするのも安心です。私たちは、そんなママたちの「失敗したくない」という気持ちに寄り添いながら、心に残る七五三のお手伝いをしていきたいと思っています。