七五三の内祝いは本当に必要?内祝いを贈る際のポイントを紹介します

内祝いとは、いただいた贈り物に対するお礼のことです。
七五三では、基本的に内祝いは不要とされていますが、感謝の気持ちを伝える機会がほしい方もいらっしゃいますよね。
内祝いを贈ることはマナー違反ではないため、お祝いを贈ってくれた親族と良い関係を築くために準備すれば、喜んでもらえるでしょう。
そこで今回は、七五三の内祝いについて解説します。

□七五三の内祝いを贈る際に知っておきたいこと

先にお伝えした通り、七五三の内祝いは必須ではありません。

しかし、感謝の気持ちを伝えるためにあえて用意する場合は、内祝いを贈るタイミングやのし袋についてのマナーを理解しておくことが大切です。

*内祝いを贈るタイミング

七五三でお祝いをいただいたら、早すぎも遅すぎもしないタイミングで内祝いを贈るのがポイントです。
例えば、お祝いをいただいた翌日に内祝いを贈るのは早すぎですが、1か月以上間をあけてしまうのは遅すぎです。
せっかくお祝いを用意してくれた親族を、戸惑わせたり不快にさせたりしないように準備したいですよね。

適切なタイミングは、お祝いをいただいてから1週間後ほどです。
事情があって内祝いの準備が遅れてしまったとしても、1か月以内には相手の元へ届くようにしましょう。

*のし袋について

誰からの内袋なのかはっきりわかるように、のし袋は必ずつけましょう。
七五三は繰り返し起こっても嬉しいイベントであるため、水引は蝶結びを使用するのが適切です。
のし上には「七五三 内祝い」もしくは「内祝」と記載し、のし下にはお祝いをいただいたお子さんの名前を記します。
両親の名前ではない点に注意しましょう。

□七五三の内祝いはどうやって選ぶ?

内祝いの予算相場は、お祝いとしていただいた額の3分の1から半額程度が目安です。
あまりにも高額なお返しは、かえって相手に気を使わせてしまうため、控えるのがおすすめです。

内祝いにおすすめなのは、お菓子やタオルのような消耗品です。
記念となるよう、華やかなデザインやパッケージのアイテムを選んだり、お子さんの名前をいれたりするのも素敵ですよね。

内祝いと別に、晴れ姿で撮影したお子さんの写真も添えておくと喜んでもらえますよ。
祖父母のような身内に贈る場合は、写真を飾れるようフォトフレームに入れて贈るのもおすすめです。

□まとめ

七五三の内祝いは、基本的に必要ありません。
それでも感謝の気持ちを伝える手段として利用したい場合は、贈り方や予算に気を付けて贈れば、喜んでもらえるでしょう。

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投稿者プロフィール

hanako
hanako着物コンサルタント
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。

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