お宮参りはいつ行けば良い?最適な時期や日程の決め方をご紹介!
お子さんが生まれて最初の行事の方も多い、お宮参り。
赤ちゃんやご家族の体調、天候や混雑状況も気になるところですが、実際、いつ頃お宮参りを行うのが良いのでしょうか。
これからお宮参りの日程を決めようと考えていても、日程の目安がわからないと決めづらいですよね。
そこで今回は、お宮参りの日程を決める際のポイントを紹介します。
□お宮参りに最適な時期は?
お宮参りの時期は地域によって少し変動しますが、多くの方は生後1か月後に行われます。
この1か月後、というのには意味があり、お母様がいつでも横に寝られるよう敷いたままにしておいた布団をしまう「床上げ」が産後約3週間後、また、赤ちゃんを特に注意して見守らなければならない新生児期は生後28日までとされています。
そのため、床上げと新生児期が完了する産後1か月程が、お宮参りに最適といわれているのですね。
しかし、必ずしも産後1か月でお宮参りにいかなくてはならないわけではありません。
ご親族や赤ちゃんの体調を踏まえ、お宮参りのしやすい時期に行って大丈夫です。
地域によって、お宮参りの時期は若干異なります。
北海道地方では100日後に行う方が多く、山形県の一部地域では生後51日目にお宮参りに行くという習慣が受け継がれています。
一方、関東では生後30日前後から100日、甲信、東海地域では30日から50日といわれています。
また、沖縄ではお宮参りの習慣自体が伝統として存在しないこともあります。
□お宮参りの具体的な日程の決め方
お宮参りに行くおおよその時期が決まったら具体的な日程を決めましょう。
まず、お宮参りに一緒に行く人を把握します。
祖父母が参加される場合は、お宮参り後にお食事会を開かれる方も多いため、必要に応じてスケジュールに含めましょう。
次に、日程の候補をいくつか出し参加者の予定と合わせましょう。
混雑を避けたい場合は、平日の午前中が狙い目ですよ。
ご祈祷を受けるのかどうかも決めておくとスムーズです。
ご祈祷を受ける場合は初穂料を納めなくてはなりません。
赤ちゃんが無事に産まれたことを神様に報告し、今後の幸せを願う場合にはご祈祷を依頼しましょう。
必要に応じて神社の予約も取りましょう。
移動の負担を減らすために自宅付近の神社を選ぶのもおすすめですが、里帰り先の神社や駐車場の広さ、アクセスの良さ、食事会場への近さも考慮してみるのも良いですね。
最後に、写真撮影について決めておきましょう。
カメラマンやスタジオに依頼したい場合は、事前に予約をし、打ち合わせを済ませておくと安心です。
□まとめ
お宮参りの日程は、明確には定められていませんが目安として、産後1か月程度で行うのがおすすめです。
日程を決める際は、まず参加者を確定させてから必要な予約の状況を踏まえながら決めましょう。
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投稿者プロフィール
- 着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。
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