訪問着と付け下げのそれぞれの特徴と違いをご紹介!

結婚式や入学式などのフォーマルな席に出る際は、できるだけ格の高いものを着用したいものです。
例えば、フォーマルな場面には訪問着を使用し、カジュアルな場面では付下げを使用するなどのように、使い分けをすることが大切です。
ただ、実際に訪問着と付下げの違いを把握できている方は、あまり多くないかもしれません。
そこで、今回は訪問着と付下げのそれぞれの違いについてご紹介します。

□訪問着と付下げの特徴とは?

訪問着と付下げの違いについてご紹介する前に、それぞれの特徴について解説します。

*訪問着の特徴

訪問着とは、黒留袖や色留袖の次に格が高いとされている準礼装の着物のことを指します。
留袖は裾周りにしか柄が入っていないという特徴があります。
一方で、訪問着には、肩や胸の周りにも柄が入っていることが特徴的です。
また、裾にもダイナミックな模様が描かれていることがあり、華やかな印象を与えてくれる着物です。

*付下げの特徴

付下げとは、訪問着の華やかさを無くすことを目的につくられた着物のことを指します。
そこには戦時中において、着物や高い物などを使用、所持していることは、贅沢なことであり、ご法度とされていたという歴史的な背景があります。
そこで、訪問着のような華やかな着物の着用は禁じられ、その代わりに華やかさを抑えた付下げがつくられました。
ただ、帯の選び方次第では、フォーマルな場面での着用も可能です。

□訪問着と付下げの違いとは?

訪問着と付下げには、以下の2つの大きな違いがあります。

1.着物の柄
そもそも付下げは、訪問着の華やかさを無くすことが目的でつくられたものであるため、「華やかな柄の有無」で簡単に訪問着と付下げを見分けられます。
ただ、最近では訪問着に似ている付下げもあるため、以下の点を意識的に確認すると良いでしょう。
それは、「柄が縫い目をまたがっているかどうか」です。
縫い目をまたがっているほどダイナミックな柄がある場合は訪問着であり、縫い目をまたがっていない場合は付下げです。

2.着物の格
訪問着は準礼装に該当し、付下げは準礼装には該当しません。
そのため、原則としては、フォーマルな場面には訪問着が使用され、カジュアルな場面では付下げが使用されます。
ただ、付下げを使用する場合でも、つける帯次第ではフォーマルな場面で着用することが可能です。

□まとめ

今回は、訪問着と付下げのそれぞれの特徴と違いをご紹介しました。
訪問着は華やかな印象を与える準礼装であり、付下げは訪問着の華やかさを無くすことが目的でつくられた着物を指します。
そのため、柄の華やかさや着物の格に大きな違いがあると言えるでしょう。

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