2025年版 七五三 母親の服装の正解は?プロが教えるマナーとお揃いコーデ術

【この記事の概要】

七五三を迎える母親のために、2025年最新の服装トレンドやマナー、和装・洋装のコーデ実例、靴選びのポイントからレンタル活用術まで幅広く解説。
実際に何千組もの七五三に携わった写真館スタッフの経験をもとに、失敗しない服装選びの秘訣とスマートな準備方法を丁寧に紹介!
この記事を読むことで、母親としての服装の不安が解消され、家族全員が笑顔になれる七五三の思い出作りができます。

目次

  1. 七五三のお祝い 服装選びで親が気をつけるポイント
  2. 母親の服装の注意点
  3. 2025年の七五三ママのファッショントレンドは?白系訪問着が選ばれる理由
  4. [和装派]先輩ママたちの七五三コーデ
  5. [洋装派]先輩ママたちの七五三コーデ
  6. 迷ってしまったら…レンタルもあり(2〜3万でコスパ良し)
  7. 七五三の準備をスマートに 余裕の賢い段取り術
  8. 先輩ママたちに聞いた!七五三当日アドバイス(靴選び)
  9. 家族みんなが笑顔になる 七五三お揃いコーデのすすめ
  10. 今さら聞けない!七五三の基本
  11. 知人や友人から借りると高くつく理由とは
  12. 七五三に訪問着、私なら贅沢に白系訪問着レンタル一択
  13. 七五三当日のポイントとマナー
  14. まとめ

1. 七五三のお祝い 服装選びで親が気をつけるポイント

七五三は、お子さまの成長を祝う日本の伝統行事です。
そのため、家族全員が晴れやかな装いで参加することが大切ですが、実は母親の服装選びも非常に注目されています。
主役はお子さまですが、母親の服装によって写真や参拝の印象が大きく変わることをご存知でしょうか。

まず、七五三の母親の服装は「控えめで品があること」が鉄則です。
華美すぎる装飾や派手な色柄は避け、清楚で上品な服装を選ぶことで、お子さまの晴れ姿をより引き立てられます。
また、家族写真でバランスが取れることもポイント。
家族全体で色味や雰囲気を揃えると、写真の仕上がりがぐっと美しくなります。

さらに、マナー面でも神社や写真館のルールを理解しておくことが重要です。
例えば神社ではあまりにカジュアルな服装は控え、訪問着やフォーマルな洋装が望まれます。
写真館での撮影は、明るく清潔感のある服装が映えますので、事前に相談しておくと安心です。

2. 母親の服装の注意

七五三の母親の服装で失敗しがちなポイントをまとめました。
実際に多くのママたちが経験した失敗談から学びましょう。

まず、「全身真っ黒」や「赤」など、極端な色合いは避けることが大切。
真っ黒は喪服のイメージが強くなり、祝いの場にはふさわしくありません。
逆に真っ赤はイメージが強いため、避けたほうが無難です。

また、ブランドロゴや大きな装飾がある服は、主役の子どもや神社の雰囲気とそぐわないことがあります。
露出が多い服装も子どもや祖父母世代には不評なので、袖丈や丈の長さにも気をつけましょう。

サイズ感も重要で、きつすぎる服は動きにくく、疲れやすい原因に。
ゆったりしすぎるとだらしなく見えてしまうので、適度なフィット感を選ぶのがおすすめです。境内など屋外撮影がある場合には透け感にも注意が必要です。

3. 2025年の七五三ママのファッショントレンドは?白系訪問着が選ばれる理由

2025年の七五三で、母親の服装として特に注目されているのが白系の訪問着です。
ミルクティーベージュやアイボリー、オフホワイトといった、ほんのり温かみのある柔らかい白色がトレンドの中心となっています。

この色味は、写真映えするだけでなく、格式の高い神社参拝や写真館での撮影にもふさわしい上品さがあります。
真っ白ではなく、ほんのりクリーム色がかった色味は、肌なじみが良く、誰でも自然に似合いやすいのが特徴です。

また、お子さまの鮮やかな着物とのコントラストが美しく、写真の中での家族全体のバランスも整います。
特に第一礼装の訪問着は、繊細な絵羽付け柄が施されており、母親としての品格をしっかりと演出します。

購入するには高額になりやすいですが、レンタルなら2〜3万円台で上質な着物が借りられます。
レンタルはクリーニングや保管の心配がなく、初めて着物を着る方でも安心です。

おすすめは、着物ブランドICHIHAの「マキアートシリーズ」。
こちらは温かみのある白地に上品な柄が控えめに施されており、母親としての落ち着きと華やかさを兼ね備えています。
また、RETROのレンタルサービスではお子さまの着物やパパの羽織袴とセットでリンクコーデが可能。
家族みんなで統一感あるコーディネートが楽しめます。

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4. [和装派]先輩ママたちの七五三コーデ

七五三当日、特別な日だからこそ「着物を着てよかった」と感じるママは非常に多いです。
和装の魅力は格式の高さだけでなく、写真に映える華やかさと、家族全体の統一感を作りやすい点にあります。

成功の秘訣は、白や淡い色味の訪問着を選び、主張しすぎず子どもの着物と色を合わせること。
例えば淡いピンクやクリーム色など、柔らかい色を使うと自然なリンクコーデになります。

草履は動きづらいと思われがちですが、神社の石段も問題なく歩けたという声が多く、安全面でも安心です。
さらに着付けによって体のラインが整い、特に産後の体型が気になる方からも好評です。

私自身も七五三の撮影で和装を着ましたが、写真館の明るい照明の中で着物の色合いや柄が美しく映り、母親としての自信になりました。
和装ならではの凛とした雰囲気と優雅さが、七五三の思い出をより特別なものにしてくれます。

5. [洋装派]先輩ママたちの七五三コーデ

一方で、「下に小さな子がいるから動きやすさ重視」という理由で洋装を選ぶママも多いです。
七五三は立ったり座ったりが多く、軽やかな洋服は体への負担が少ないのがメリット。

おすすめは、ベージュやネイビーの膝丈ワンピースにジャケットを羽織るフォーマルスタイル。
シンプルながらも光沢感のある生地やウエストマークのあるデザインを選ぶと、普段着には見えずきちんと感が出ます。

小物は控えめで上品なものを選び、アクセサリーもシンプルに。
こうした工夫で写真館や神社でも違和感なく映え、忙しいママにぴったりの服装です。

洋装はクリーニングや着付けの心配が少なく、レンタルも増えているので手軽に利用できます。
「動きやすくてきちんとしている」ことを重視するなら、洋装はとても頼りになる選択肢です。

6. 迷ってしまったら…レンタルもあり(2〜3万でコスパ良し)

七五三の衣装選びで悩んだら、着物レンタルを検討するのがおすすめです。
購入する場合は高額で、保管やクリーニングも大変。
一方でレンタルは、2〜3万円台から高品質な着物が借りられ、当日までの準備もラクです。

レンタルのメリットは、着物の専門スタッフによるサイズ調整や着付けもセットになっていることが多い点。
初めて着物を着る母親でも安心して当日を迎えられます。

また、レンタル業界で人気のRETROでは、豊富なお揃い・リンクコーデシリーズがあり、家族全員のコーディネートも可能。
お子さまの着物やパパの袴と合わせて借りることで、トータルバランスの良い装いになります。

レンタルなら写真館での着付けサービスもスムーズに予約できることが多く、時間の節約にもつながります。

7. 七五三の準備をスマートに 余裕の賢い段取り術

七五三を笑顔で迎えるためには、準備の段取りが大切です。
まず、半年ほど前から神社や写真館をリサーチし、人気の日程は早めに押さえましょう。近年持ち込みカメラマン(出張カメラマン)禁止の神社も増えています。必ず神社へ確認しておきましょう。

3ヶ月前には着物の購入やレンタルの予約を済ませ、美容院や着付けの予約も同時に検討します。
1ヶ月前には当日のスケジュールを確定し、小物や靴の準備、子どもの体調管理を徹底しましょう。

1週間前には天気予報も確認し、雨具や防寒対策を準備しておくと安心です。
こうした余裕のある準備が、当日のトラブル防止と家族全員の笑顔につながります。

8. 先輩ママたちに聞いた!七五三当日アドバイス

七五三で意外と悩むのが靴選びです。
神社は石段や舗装の不揃いな場所も多く、ヒールのある靴は転倒のリスクがあります。

実際に先輩ママたちは、ヒールのないフラットシューズやバレエシューズを選ぶことを推奨しています。
歩きやすく疲れにくいので安心です。

和装の場合は草履が一般的で、多くのママが「思ったより歩きやすかった」と感じています。
ただし、写真館での撮影時にはヒール靴のほうが姿勢が良く見えるため、当日はヒール靴も持参するのがベスト。
歩く時はヒールのない靴で安全に、写真撮影時はヒールで美しい立ち姿を演出しましょう。

その他当日の持ち物チェックリスト

当日は予想外のハプニングがつきもの。持っていくと安心なアイテムはこちらです。

タオル・ウェットティッシュ:手や口を拭くのはもちろん、汗をかいたときにもサッと拭けて便利です。

お子様の履き慣れた靴:お子様も草履は履き慣れていないため、移動中は転倒の危険があります。移動用としてスニーカーなどの履き慣れた靴を用意しておくと安心です。

着替え一式:食事や移動中に汚してしまうことも考えて、洋服を一式用意しておきましょう。

子どものお気に入りのおもちゃ:待ち時間対策として、音の出ない小さなおもちゃや絵本があると便利です。

簡単につまめるお菓子や飲み物:ご祈祷の前後や写真撮影の合間など、子どもがぐずってしまったときの対策になります。

9. 家族みんなが笑顔になる 七五三お揃いコーデのすすめ

七五三は家族の大切な記念日。
家族全員でお揃いコーデやリンクコーデを楽しむと、より一体感が生まれて笑顔が増えます。


最近見かける洋装生地一色の着物でお揃いとしている写真館さんや手作り作家さんもいらっしゃいますが、
紋無し無地や総柄のお着物のお揃いはカジュアル扱いで第一礼装ではありません。
慶事、お祝いのお着物のルールとしては七五三の正式なお着物扱いにはなりません。
お子様のお祝いですので正装である訪問着や、絵羽四つ身(七歳祝い着)で七五三のお祝いをしましょう。
きちんと礼装を識っている、知的で聡明なママと思われるか、着物に無知と思われるか重要なポイントですので
ご注意くださいね。

お揃い着物が豊富に揃う着物レンタルRETROなら8割以上のお着物が正装お揃いコーデやリンクコーデに対応。
ICHIHAの公式レンタルなので安心。あなたのイメージにぴったり合う上質な着物が見つかります。
(第一礼装の絵羽付け柄七歳祝い着や訪問着でお揃いコーデを出しているメーカーは着物ICHIHAのみです。)

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10. 今さら聞けない!七五三の基本

七五三は数え年または満年齢の3歳、5歳、7歳で祝います。
お子さまの成長を感謝し、無事を祈る大切な行事です。

母親の服装は子どもの着物を引き立てつつ、節度ある上品なものを選びましょう。
和装の場合は訪問着、洋装の場合はフォーマルなワンピースが基本です。

神社参拝のマナーとしては、派手すぎず、清潔感のある服装を心がけること。
また、事前に撮影場所や神社の服装ルールを確認すると安心です。

11. 知人や友人から借りるとトラブルの元になる理由とは

意外と多いのが「知人や友人から着物を借りる」ケース。
一見安上がりに思えますが、クリーニング代やお礼、万が一汚したり破損した場合のリスクがかかります。最初からシミがあったのに、貸した本人が気づいてなかったなどの場合には後から大きなトラブルの元。

専門の着物レンタル店で借りれば、クリーニングや補修は店舗側が行うため、母親は安心して当日を迎えられます。
気を遣わずに済む点も大きなメリットです。

12. 七五三に訪問着、私なら贅沢に白系訪問着レンタル一択

子どもが主役の七五三ですが、母親の服装が映えることで写真も格段に美しくなります。
私なら2025年のトレンド白系訪問着のレンタル一択です。

清潔感と華やかさ、そして家族の調和が叶うからです。
レンタルなら準備済みなのと、クリーニング不要で利用できるので安心です。

13. 七五三当日のポイントとマナー

七五三は神社での儀式や写真撮影など、フォーマルな場が多いため、事前にマナーとポイントを押さえておくと安心です。

服装に関するマナー

  • 母親の服装は子どもより控えめに:主役は子ども。華美になりすぎないよう配慮しましょう。
  • 家族でトーンを揃えると統一感が出る:リンクコーデを意識して全体のバランスを。
  • 和装の場合は着付けの時間も余裕を持って:当日は着崩れしないよう、少し早めに準備を始めましょう。

写真撮影時のポイント

  • 自然光を活かした撮影スポットを選ぶ:神社の参道や鳥居など、雰囲気のある場所での撮影がおすすめ。
  • 立ち位置は子ども中心に:家族写真では、子どもが中央で笑顔になれるようサポートを。
  • 事前に撮影の流れを確認:撮影時間やシーンを事前に打ち合わせておくと、当日がスムーズです。

神社での振る舞い

  • お辞儀は丁寧に:参拝前後には二礼二拍手一礼の作法を守りましょう。
  • 境内では静かに行動を:走り回ったり、大声を出すのは避けましょう。
  • ご祈祷の予約・受付時間を確認しておく:事前予約制の神社もあるので、早めの確認が大切です。

こうしたポイントやマナーを事前に意識しておくことで、思い出に残る素敵な一日を過ごすことができます。

14. まとめ

七五三の母親の服装は、お祝いの場にふさわしい品格と写真映えのバランスが大切です。
2025年は白系訪問着が特に人気で、レンタル利用で手軽に素敵な装いが叶います。

和装派も洋装派も、それぞれの良さを活かしたコーデ術を参考にしながら、ご家庭のスタイルに合う服装を選んでください。
靴や小物の準備も抜かりなく、余裕を持った段取りで七五三当日を迎えましょう。

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hana 写真家兼着物デザイナー
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。着物ICHIHA代表デザイナー。