【お母さんの着物豆知識】男の子と女の子の七五三着物の違いを解説

七五三の着物の名前とそれぞれの特徴をわかりやすく説明。着付け方法からスタイル選びのポイントまで、きもの豆知識と母親が知るべき情報を網羅できる記事になります。

七五三お揃いコーデ
七五三お揃いコーデ

目次

  • 男の子と女の子の七五三着物の違いを解説
    • 男の子の七五三着物の基本的なスタイル
      • 羽織袴の選び方と注意点
      • 男の子用の着物の色と柄のトレンド
      • 小物類の組み合わせとポイント
      • 男の子が喜ぶ着物のデザインとは
      • 動きやすい着付けの工夫
    • 女の子の七五三着物の基本的なスタイル
      • 女の子用の着物の色と柄の種類
      • 髪飾りや帯の選び方
      • 伝統的とモダンの比較
      • 女の子の個性を生かすコーディネート
    • 男の子と女の子の着物の違い
      • デザインの違いと意味
      • 着付けにおける性別の考慮点
      • 利用する素材の選択
      • 成長を考慮したサイズ選び
      • それぞれの小物の役割
    • 七五三当日に向けて準備すべきこと
      • 着物レンタルと購入のポイント
      • 前撮りのメリットとタイミング
      • 着物の保管と手入れ方法
      • 当日の着崩れ対策
      • 神社や写真館の予約手順
    • 伝統的着物と現代的スタイルの調和
      • 現代のトレンドを取り入れた着付け
      • 伝統を大切にしたコーディネート
      • 家族でお揃いの着物スタイル

男の子と女の子の七五三着物の違いを解説

七五三は、お子様の健やかな成長を祝う大切な日本の伝統行事です。男の子と女の子では、着物のスタイルや着こなしに違いがあるのをご存知でしょうか? この記事では、七五三を迎えるお子様を持つお母様に向けて、男の子と女の子の着物の違いを徹底解説します。着物の基本的なスタイルから、色や柄の選び方、小物使い、着付けのポイントまで、お母様が知っておくべき情報をまとめました。この記事を読めば、お子様にぴったりの着物を選び、思い出に残る七五三を演出できるはずです。

男の子の七五三着物の基本的なスタイル

男の子の七五三は、3歳と5歳でお祝いするのが一般的です。それぞれの年齢で着るものに違いがあります。

  • 3歳: まだ幼い3歳では、被布(ひふ)を着るのが一般的です。被布は袖のないベストのようなもので、着物の上から羽織ります。
  • 5歳: 5歳になると、袴(はかま)を着用する本格的なスタイルになります。袴は、着物の上から腰に巻いて履くズボンのようなものです。羽織(はおり)を着ることもあります。

羽織袴の選び方と注意点

5歳の男の子の七五三の定番スタイルである羽織袴は、色や柄の組み合わせが豊富です。

  • : 黒、紺、グレーなどの落ち着いた色が人気ですが、最近では明るい色や個性的な柄も増えています。
  • : 鷹、兜、龍などの勇ましい柄や、市松模様、縞模様などの伝統的な柄がよく用いられます。
  • 注意点: 羽織と袴の色や柄のバランスを考えることが大切です。全体的にまとまりのあるコーディネートを心がけましょう。

男の子用の着物の色と柄のトレンド

伝統的な色柄に加え、現代的なデザインも人気を集めています。

  • 伝統的な色柄: 黒地の勇ましい柄、紺地の落ち着いた柄などが定番です。
  • 現代的な色柄: パステルカラーや、モダンな幾何学模様なども見られます。

小物類の組み合わせとポイント

男の子の着物には、袴、羽織、角帯(かくおび)、懐剣(かいけん)、お守り、扇子、草履などの小物が必要です。

  • 角帯: 袴の上から締める帯です。色や素材にこだわると、おしゃれ度がアップします。
  • 懐剣・お守り・扇子: これらは飾りとして身につけます。袴の色や柄に合わせたものを選びましょう。
  • 草履: 履き慣れないお子様のために、事前に試し履きをしておくことをおすすめします。

男の子が喜ぶ着物のデザインとは

お子様が気に入るデザインを選ぶことも大切です。

  • 好きな色や柄: お子様の好きな色や、乗り物や動物などの好きなものをモチーフにした柄を選ぶと、喜んで着てくれるでしょう。
  • かっこいいデザイン: 勇ましい柄や、スタイリッシュなデザインは、男の子に人気があります。

動きやすい着付けの工夫

七五三当日は、お子様が動き回ることが多いため、着崩れしにくい着付けを心がけましょう。

  • 腰紐をしっかりと締める: 腰紐が緩いと着崩れの原因になります。
  • 裾の長さを調整する: 裾が長すぎると歩きにくいので、適切な長さに調整しましょう。

女の子の七五三着物の基本的なスタイル

女の子の七五三は、3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。それぞれの年齢で着るものに違いがあります。

  • 3歳: 被布を着るのが一般的です。
  • 7歳: 本格的な四つ身(よつみ)の着物を着て、帯を締めます。

女の子用の着物の色と柄の種類

女の子の着物は、色も柄もバリエーション豊かです。

  • : 赤、ピンク、黄色などの華やかな色が人気です。
  • : 桜、鞠、蝶などの可愛らしい柄や、古典的な花柄などがよく用いられます。

髪飾りや帯の選び方

女の子の着物には、髪飾り、帯、筥迫(はこせこ)、扇子、バッグ、草履などの小物が必要です。

  • 髪飾り: 着物の色や柄に合わせた、可愛らしい髪飾りを選びましょう。
  • : 7歳の場合、袋帯(ふくろおび)や作り帯(つくりおび)を締めます。
  • 筥迫・扇子・バッグ: これらは飾りとして身につけます。着物とのコーディネートを楽しみましょう。
  • 草履: 履き慣れないお子様のために、事前に試し履きをしておくことをおすすめします。

伝統的とモダンの比較

伝統的なスタイルに加え、現代的なアレンジを加えたスタイルも人気です。

  • 伝統的なスタイル: 古典的な柄の着物に、伝統的な髪飾りや小物を合わせます。
  • モダンなスタイル: レースやフリルをあしらった着物や、洋風な髪飾りを合わせるなど、個性的なスタイルも楽しめます。

女の子の個性を生かすコーディネート

お子様の個性を生かしたコーディネートを楽しみましょう。

  • 好きな色や柄: お子様の好きな色や、好きなものをモチーフにした柄を取り入れると、喜んでくれるでしょう。
  • 自分らしいスタイル: 可愛らしいスタイル、大人っぽいスタイルなど、お子様に似合うスタイルを見つけましょう。

男の子と女の子の着物の違い

男の子と女の子の着物には、デザイン、着付け、素材、サイズ、小物など、様々な違いがあります。

デザインの違いと意味

  • 男の子: 勇ましい柄や、直線的なデザインが多いです。鷹、兜、龍などは、男の子の健やかな成長や立身出世を願う意味が込められています。
  • 女の子: 可愛らしい柄や、曲線的なデザインが多いです。桜、鞠、蝶などは、美しさや幸せを願う意味が込められています。

着付けにおける性別の考慮点

  • 男の子: 袴を着るため、動きやすさを考慮した着付けが必要です。特に5歳児は活発に動き回ることが多いため、着崩れしにくい工夫が求められます。
  • 女の子: 帯を締めるため、苦しくないように着付ける必要があります。3歳は被布ですが、7歳になると本格的な帯を締めるので、お子様が締め付けで不快にならないよう配慮が必要です。

利用する素材の選択

  • 男の子: 正絹(しょうけん)の他に、ポリエステルなど丈夫で扱いやすい素材が用いられることが多いです。動きやすさや汚れにくさも考慮されます。
  • 女の子: 正絹やポリエステルなど、様々な素材が使われます。華やかさを重視するため、光沢感のある素材や刺繍が施されたものも人気です。

成長を考慮したサイズ選び

七五三の着物は、お子様の成長に合わせて選ぶ必要があります。

  • 大きすぎないサイズ: 大きすぎる着物は着崩れしやすく、裾を踏んで転ぶ危険性もあります。丈や袖の長さなど、お子様の体に合ったものを選びましょう。
  • 小さすぎないサイズ: 小さすぎる着物は、窮屈で動きにくく、見た目も不格好になってしまいます。特にレンタルでは試着が重要です。

それぞれの小物の役割

男の子と女の子で、用いる小物の種類や役割が異なります。それぞれの小物の意味を知ることで、より深く七五三を理解することができます。

  • 男の子の小物: 袴、羽織、角帯、懐剣(武士の護身用)、お守り(厄除け)、扇子(末広がりを願う)、草履など。
  • 女の子の小物: 帯、髪飾り、筥迫(昔のお化粧道具入れ)、扇子、バッグ、草履など。特に7歳は、帯揚げ、帯締め、しごきなども加わり、より華やかになります。

七五三当日に向けて準備すべきこと

七五三当日をスムーズに迎えるために、事前に準備しておくべきことをまとめました。

着物レンタルと購入のポイント

  • レンタル: 費用を抑えられ、保管や手入れの心配がないのが最大のメリットです。様々なデザインから選べるため、トレンドを取り入れたい場合にも便利です。早めの予約が肝心です。
  • 購入: 一生に一度の記念として、お子様のために着物を残したい場合に適しています。サイズをぴったりに仕立てることができ、兄弟姉妹で着用することも可能です。

前撮りのメリットとタイミング

七五三当日ではなく、事前に記念写真を撮影する「前撮り」も一般的です。

  • メリット: 当日は神社での参拝に集中できる、お子様の体調や機嫌に合わせて撮影できる、時間的な制約が少ないため様々なポーズや場所で撮影できる、など。
  • タイミング: 気候の良い春や初夏、または紅葉の始まる少し前の時期などが人気です。

着物の保管と手入れ方法

着物を長く美しく保つためには、適切な保管と手入れが必要です。特にレンタル品は返却時のルールをよく確認しましょう。購入した着物は、着用後は陰干しし、湿気の少ない場所に保管することが大切です。

当日の着崩れ対策

お子様は予想以上に動き回るものです。着崩れを防ぐための対策を知っておきましょう。

  • 着付けの確認: 出発前に着付けがしっかりできているか確認します。
  • 予備の小物: 予備の安全ピンやクリップなどがあると、ちょっとした着崩れに対応できます。
  • 動きやすさの配慮: お子様には無理な動きをさせないよう、適度に休憩を取りましょう。

神社や写真館の予約手順

七五三詣りに行く神社や、写真撮影を依頼する写真館の予約は、早めにしておくことをおすすめします。特に人気の神社や写真館は、七五三シーズンになると予約が取りにくくなります。

  • 神社: 参拝する日時を決め、必要に応じて事前予約や玉串料の確認をしましょう。
  • 写真館: 撮影プランや料金、衣装の有無などを確認し、早めに予約を確定させましょう。

伝統的着物と現代的スタイルの調和

伝統的な着物スタイルを大切にしつつ、現代的な要素を取り入れることで、よりおしゃれな着こなしを楽しむことができます。

現代のトレンドを取り入れた着付け

  • 帯締めや髪飾り、半襟などで、流行の色や素材を取り入れることで、さりげなくモダンな雰囲気を演出できます。
  • お子様が好むキャラクターモチーフの小物などを取り入れるのも、一つの方法です。

伝統を大切にしたコーディネート

古典的な柄の着物に、伝統的な小物を合わせることで、格式高く上品なスタイルを演出できます。何年経っても色褪せない、美しい姿を残したい方におすすめです。

家族でお揃いの着物スタイル

お子様だけでなく、お母様やお父様、ご兄弟も着物を着用し、家族みんなでお揃いの着物スタイルを楽しむのも素敵です。色合いや柄のトーンを合わせることで、統一感のある家族写真が撮れます。

まとめ

昔の七五三は、家族で写真を撮るのではなく、子供の健康を願うために神社にお参りに行くのが目的でした。

一方で、現代では子供の成長を喜び、神社に限らず様々な場所において家族で写真を撮るのが主な目的となっています。

当社では、思い出に残る写真を撮る際にぴったりな袴や振袖を用意しております。
七五三で着物にお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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hana 写真家兼着物デザイナー
着物デザイナー兼和装コンサルタント/フォトグラファーから着物デザイナーへ転身。パリコレ着物ショー等の経験を経て現在は着物デザイン制作をしながら、写真館立ち上げや異業種からの和装事業参入時の和装関連全般のコンサル等を行っております。着物ICHIHA代表デザイナー。

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